オトナキャンプ!!

当たり前の毎日を抜け出して      森の中で過ごす特別な時間

ひとトキキャンプ場(埼玉県比企郡ときがわ町)

2023/11/30-12/2
埼玉県比企郡ときがわ町にある、今年7月にできたばかりの ひとトキキャンプ場

今回は日高にある友人の和菓子屋さんに行きたかったのですが、家からは少し遠かったのでキャンプ場を探したところ、良さげな所が見つかりました!

山が見えて空が広い。のどかな里山です。敷地内は梅林と栗林。&ふかふかの芝生です。

今回は久しぶりに大きいテントと薪ストです。しかも一日一組独り占め。

設営が完了したので、お待ちかねのおやつ。美しいですね~。しかも美味しい! そんなに食べられるんですか?!って思うでしょ? あっと言う間です。

キャンプ場の方が使い切れないほどの薪を無料で用意してくれていました。ノコギリを持って来ていて良かったです。

食べるものを何も準備してこなかったので、近くのスーパーに買い出しに行ったのですが、キャンプらしきものが見つからず、初めての「永谷園煮込みラーメン」。美味しそ~。

おはようございます。朝一のもぐら。

さてさて、今日も忙しくなりそうです。場内にゆずの木が生えていて、採って良いとのこと。思いがけずのわくわくです!

たわわです。

お隣にはキウイもなっています! 甘いのでしょうか。ひとつ食べてみたかったけど、こちらはよそ様の木かもしれないのでやめておきました。残念。。でもこうしてみると、埼玉には、梅、栗、ゆず、キウイなど色々な果物がなりますね。狭山茶などもありますし、楽しい場所です。

そのまたお隣には、牧場らしき柵が。まだ小屋から出てきていませんが、山羊がたくさんいました。朝は鶏の鳴き声もしましたよ。

散歩途中に地元の方とお話したら、越生の方も紅葉がきれいだと教えて頂いたのでドライブに行ってみることに。農産物直売所があちこちにあって楽しい限りです。ここも少し坂を上った高台に、煙突の出た別荘チックですてきなお家がたくさんありますが、小川町の方も都会からの移住者が増えているそうです。

今夜はもう定番お肉と、直売所で買った田楽みそに大葉を入れて、大葉みその焼きおにぎり!

そしてついにその時が! 何年も前に、神戸のUCC珈琲博物館で5cm位のコーヒーの苗木を買って育てていたのですが、その木になった実を何年越しかで集めたものをついに炒ります! 感無量。よくここまで育ってくれました。

朝、マイナス2度です。

5時位でしょうか。まだ薄暗いです。

テントに霜!っていうか、テントの内側にも霜がおりてました。。

明るくなってきましたね。

日が当たってきれいです。

日向と日陰。やっぱりお日様の力はすごいです。

この辺では、うどん屋さんをよく見かけます。帰りに寄って帰りました。天ぷら旨し。

それにしてもきれいな柚子です。ゆずジャムとゆず味噌になりましたよ~。

上高地・涸沢カール(長野県松本市安曇)

2023/10/1-4
50年ぶりの上高地!  涸沢カールに行ってきました。

早朝に家を出て、日曜日の朝9時、小雨降る沢渡市営第三駐車場に到着。昨日も天気が悪かったせいか、入庫待ち渋滞など一切なくむしろ閑散としています。

30分ほどバスに揺られて、上高地バスターミナルに到着。この頃には雨もすっかり上がっていました。

ランドマーク的存在の合羽橋まで徒歩5分。
う~ん。さすがに半世紀の時を感じます。小学生だった頃、この世にこんなきれいな場所があるのだろうかと、激しく感動したのを覚えているのですが、今となっては人でごった返す観光地と化しています。ちょっと残念。

感傷に浸る間もなく、とにかくリュックを背負っての初めての本格登山なので先を急ぎます。途中出てきたお猿さんなど眺めながら、

小一時間で明神館に到着。今日はほとんど平地のハイキングコースです。

ちょっとひらけて、それらしい景色になってきました。

プラス小一時間で、徳沢園。持ってきたおにぎりを食べます。まだまだ元気です。

更に歩くこと小一時間、トータル3時間のハイキングで本日の宿泊地、横尾に到着です。お疲れ様でした~。

早速テントを張って周辺散策。平日に登山をしている人の中には、中高年の夫婦らしき人達も多いのですが、なぜか皆とても仲良しに見えます。み~んなが幸せだと、世界が平和ですね。

早々に夕ご飯を食べます。やっぱり少し疲れましたかね~。

雨が降ったわけではないのですが、翌朝テントがだいぶ結露していました。結構寒かったです。

そして、ここからがいよいよ本番。登山届も出したし、モンベルの野あそび保険にも入ったし。いざ出発!

いきなりの急登。

お~。

休憩適地と言われる本谷橋。途中ちょっときつかったので、下山してくる人に、「本谷橋はもうすぐですか?」って聞いたら、「あと5分位ですよ。大丈夫です!」って励ましてくれました。ありがとうございます!

河原に下りて、しばし休憩。

水がきれいです。

昨日は天気が悪かったのですが、今日は打って変わっての晴天。正に秋の登山日和です。涸沢カールの紅葉見頃予報によると、10月3日から見頃とのこと。明日です!

テント場はガレ場でゴツゴツしているので、下に敷くコンパネという板を貸してくれるそうなのですが、枚数が限られているので、先を急ぎます。

今日は月曜日ですけど、混んでいるのでしょうか。最近はネットで事前情報が溢れすぎているので、心配です。トイレ待ち行列が半端ないらしいです。

ここは道なのか。って言うか、こんなところに道があること自体不思議です。
山では、すれ違った人に挨拶をする習慣がありますが、またまた下山してくる人が、「行ってらっしゃい! もうすぐですよ。上は絶景です!」って言ってくれて、元気が出ました。帰りは自分も誰かに言ってみよう。

山の上の方が黄色くなっていますね。

ついに涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐にたどり着きました。テント場に近い涸沢小屋の方へ進みます。

お~。紅葉してます!

写真を撮りまくりながら、テント場についたのは12時過ぎ。

ありゃ。コンパネありません。遠くから4、5人がコンパネを運んでいるのが見えました。あれが最後だったのね。。

設営後の周辺散策。ヒュッテの入口です。

少し赤が足りない感はありますが、いい感じに紅葉してますね。圧巻です。

ヒュッテのテラスでくつろぎましょう。

フランクフルト、名物おでんにカレー。&もちろん、ビアー!

テーブルが一緒になったベテランさんとお話したのですが、やはり今日は最高のようです。「もう少し遅くなると寒さが厳しくなるし、そうなると一部落葉してくるので今がベストと思っていいですよ!」って。しかもこんなに天気が良いのは珍しいとのこと。2時を過ぎるとだいたい霧が下りてくるらしいです。

だいぶテントが増えてきました。これは夜迷子にならないように気をつけないと。

受付を済ませて、許可証を付けてから、

涸沢小屋の方へも行ってみます。

小屋に上る道はなかなか急です。トイレのためにここを行ったり来たりするのは厳しいかも。ちょっと遠くなるけど、トイレはヒュッテに行くことに。
明日の朝食用にパンを買いました。パンパンです!

テントに戻って、ネスカフェの「ふわラテ」。至福のひと時ですね。普段あまりこの手のものを飲みませんが、疲れた時は甘い物が沁みます。この後することもないので、少しお昼寝してみました。

楽しみにしていたテントの夜景。これが見たかったんですよ~。きれいに写真に撮れましたね。紅葉のピーク時には1000張とかになるらしいのですが、今日は200張くらいでしょうか。それでも十分。きれいです。(トイレも全然並ばないで大丈夫だったし。)最高!

4時過ぎ頃。辺りがざわついてきました。朝一番で、奥穂高などに登る人達でしょうか。

朝です。明けてきました。

これが噂のモルゲンロートか。山に朝陽が当たってきれいです。

白くなったお月様もなかなかです。

夕べはどうやら氷点下にはならなかった模様。予報ではー4℃とかでビビっていたのですが、むしろ暑くてカイロを貼った靴下を脱ぎました。

遭難事故って結構多いんですね。びっくりです。気を引き締めていきましょう。

今日も晴天。涸沢カールの中のパノラマコースを一周してから帰ろうと思います。

ん? 靴はちゃんと履きましたけど、地図には、パノラマコース、お花畑とかって書いてあったので、もっと簡単な遊歩道的なものを想像していました。いえいえ。違いますよ! もうほとんど、”ザイテングラート” まで行っちゃう勢いです。(それはちょっと言い過ぎか?!) 飲み物とか持ってくればよかったです。いや~、とにかくこれにパノラマコースっていう名前をつけちゃいけません。ごっついです。

下から見えていた紅葉の中を進みます。

何だか昨日より紅葉が進んでいるような気がしませんか?

テントを撤収して、そろそろ下山しましょう。

見納めです。もう写真が多すぎて収集つきません。全部で800枚以上ありました。

今日は、一気に小梨平まで行きます。コースタイム6時間。頑張ります!

下りの方が膝に来るんですよね。慎重に。慎重に。今日2度目のソフトクリーム。今朝も涸沢小屋で食べましたけど、徳沢園に着いたらもうランチの時間が終わっていたので、ソフトクリームを頂きました。同じようなペースで上からずっと一緒に下りてきた人たちが何組かいたのですが、み~んなここでソフトクリームを食べています。

さすがに6時間は疲れました。小梨平に到着したのは、4時くらい。

お腹がペコペコだったので、何よりまずご飯。最後の方は二人で、飯食わせろ~とか言いながら歩いていました。「食堂 Open。どなたでもどうぞ。」ありがたやありがたや。

久しぶりのちゃんとしたご飯。山小屋では、テント泊の人に食事の提供はないし、売店ではカレーとかおでんしかないし、軽量キャンプ飯は尾西アルファ米なので、ここでこんなに美味しいソースかつ丼やら、かつカレーを食べられるのは本当にありがたいことです。

木立に囲まれたきれいな平地で、合羽橋からもすぐのキャンプ場です。

明るいうちにテントが張れてよかったです。毎日張ったり撤収したりを繰り返しているので、だいぶ手際よくなりました。

クマの目撃情報が多く、先週も近くで襲われた人がいました。これは食品庫で、寝る時は食料をテントに置かず、全部この中に入れて下さいとのこと。

夜から雨になりました。上ではみぞれが降ったようです。

朝起きた時は、まだ少し降っていたのですが、ご飯を食べているうちに小雨になってきたので、せっかく持ってきた雨具を着て大正池へ向かいます。

途中、合羽橋のお土産物屋さんで温かいアップルパイを。

この辺りには、まだ立ち枯れの木が少し残っています。

どうしても来たかった大正池
子供の頃来た時に、どしゃが流れ込んで、いずれ埋もれてしまうと聞いて、なんだか儚く強烈に記憶に残っていたので、もう一度見てみたかったのです。埋もれてはいなかったけど、枯れ木はほとんど倒れてしまっていて、昔の美しい面影はなくなっていました。しばし50年前に思いを馳せます。

焼岳は今も活火山で、時折噴煙をあげているそうです。

童心に戻って少し水遊び。

最後の撤収。帰ります。

本当は、白骨温泉が近いということで、立ち寄りたかったのですが、今日家までたどり着かないといけないので、さすがにそれは、Too Much ということになり、松本市内で、グーグルさんに教えてもらったお蕎麦屋さんで十割蕎麦を食べることに。

いつもなら農産物直売所にも寄りたい所ですが、ちょうどお蕎麦屋さんに農家直送の梨が安く置いてあったので、そちらをゲット。満足。満足。帰ります。お疲れ様でした~。

駒ヶ根キャンプセンター(長野県駒ヶ根市)

2023/8/31-9/2
山登り、始動します! 
今回はキャンプというより、山登りのベースキャンプ、 駒ヶ根キャンプセンター

なんですけど、まずは道中立ち寄った「かんてんぱぱガーデン」のお話を。

広大な敷地に立派な木立。

可愛らしいお花が咲き乱れ、ところどころにブルーベリーや、かりん、いろいろな果物がなっています。

工場見学の後のお買い物。ついつい買い過ぎてしまいました。。
「新食感さくさく寒天スナック」とか、「寒天グラノーラバー」とか、「寒天&小豆ポリポリ」とか、「黒ゴマ水羊羹の素」とか。。。きりないです~。

日本初の寒天レストラン「さつき亭」はお休みだったので、「ひまわり亭」でランチ。「寒天麺」とあんみつを頂きます。「寒天麺は寒天100%ですか?」って聞いたら、「ほぼ100%ですけど、多少食感を調整しています。」とのこと。なるほど。体には良いんでしょうね。まあ、うどんの方が美味しいとは思いますけど。あんみつも極普通かな。

あんまりゆっくりもしていられないので、あたふたとキャンプ場へ。到着した時はすでに4時でした。川を挟んで目の前に、マルスウィスキーの工場があります。
山の緑が美しい。心が落ち着きます。こういう山が見えるところに住みたいです。

テントを張った後、今日は早めに寝て明日の登山に備えるため外食へ。
駒ヶ根名物「ソースかつ丼」。ソースかつ丼ですね~。

おはようございます。
キャンプ場から、菅の台バスセンターまで歩いて10分位。平日朝一7時15分のバスに乗ろうと思って行ったんですけど、なめてました。並んでます。ものすごく。

待っている間に、きのう仕入れた地元の和菓子屋さんのカステラ饅頭。

バスに揺られること30分+ロープウェイで、千畳敷駅に着きました。

お~。外に出た途端、思わず声がでます。

これは、牛がいてカウベルが聞こえてくれば、もうチロル!

人が歩いているのが小さく見えます。あそこを行くんですね!
頑張りましょう。いざ出発!

途中、真っ赤なナナカマドの実や、りんどうの花を愛でながら、

なんとかかんとか、魔の八丁坂を登り切り、

乗越浄土に出ました! お~。

あれに見えるは富士山か? 小さく顔を出しています。

まだ駒ヶ岳は見えません。中間地点の中岳に向かいます。

ひみつの花園発見!

無事に、中岳に到着。
今日は本当に良い登山日和です。標高が高くなるにつれ、風が強くなっていますが、暑くもなく寒くもなく、調度良い気候です。ただ日差しは強烈なので、サングラスは必須です。

さっきまでいた乗越浄土の宝剣山荘が小さく見えます。

そしてついに駒ヶ岳が姿を現しました! もうすぐです!
青い屋根の頂上山荘を目指して、ここはもう黙々と歩くしかありません。

着きました~!!

本当はここにテントを張ろうかと思っていたのですが、テントをしょって登るのはやっぱりきついかなと思い、麓のキャンプ場に前泊しました。

頂上山荘のカレーを半分こ。

そしていよいよ、駒ヶ岳山頂へ向かいます。

お疲れさまでした~。
みな、思い思いに山頂を楽しんでいますね。

雲が地平線のようになっています。

さて、どうしましょうか。
来た道とは違う、濃ヶ池の方を周って下山したいのですが、標識が出ていません。ちょっと前にそっち方面に急ぐ人が何人かいたので、一緒に行けば良かったのですが、出遅れました。今はそっちに行く人が誰もいないので少々不安です。とりあえず、少し行ってみて無理そうなら戻ろうということになりまして、

ブッシュをかき分けて進みます。

今までのような、道を識別するロープが張っていない所もあって、躊躇。
と、少し先に人影が見えました。あそこまで行って聞いてみましょう。そこにいたのは、いかにもベテランチックで真っ黒に日焼けした強者3人組。「あそこに見えるのが濃ヶ池ですよ。」って、谷底を覗きこんで教えてくれました。あー、底の方に水が溜まっていますね。今の時期は水が少ないそうです。我々が目指していた道もくっきりと見えます。今からだとロープウェイの駅につくのは4時位になるとのこと。底まで下りるということは、再び上らないと帰れないということで。。しかもものすごーく急に見えます。

しかしここからの眺めはまた素晴らしいですね。御嶽山

富士山。人が少ないので静かでさわやか、清々しいです。

落ちないでね~。

この景色を満喫したので、ここは潔く諦め、さっさと帰ってプランB:マルスウィスキー有料試飲プランに変更することに。戻ります!

あれに見えるは、千畳敷駅。

八丁坂の下りは、なかなか厳しいです。膝が痛くなってきました。。

なぜか相方には鳥も寄ってきます。

膝は痛いが、せっかくなので最後に、千畳敷カールの遊歩道を周って帰ります。

カールの底から見上げる山々は、正に圧巻。

剣ヶ池も干上がっていますね。

さて、無事下山してマルスウィスキーにたどり着きましたが、なんと4時まででした。残念。とはいえ、正直疲労こんぱいで、今からウィスキーを飲むって感じでは全然なかったです。下界はまだまだ日差しが強く、少々熱中症気味に。今回ばかりは、車に引きこもってエアコンを入れて休みました。

その後、とにかくお風呂に入ってリフレッシュしようということになり、近くの「早太郎温泉 こまくさの湯」へ。ふぅ~。
もうこのまま寝ちゃいたい感じですが、なんとかご飯。ロールキャベツです。

おはようございます。よく寝られました。元気です。

川の水がきれい。ひとりでパシャパシャ遊んでいたら、なんと相方が撤収を始めているではありませんか!? 遊んでから片付ける人と、片付けてから遊ぶ人。さあ、あなたはどっち?! 後から、先に片付ければ良かったと思う50うん才の夏。。。

撤収後、キャンプ場の周辺を散策。
そば畑が広がっています。満開のそばを見るのは初めてかも。ちょっと実がなりだしています。

そして、行きは時間がなくて私は見られなかったのですが、相方がぜひ見て欲しいという、長野県出身の植物細密画家、野村陽子さんの作品を見に、再びかんてんぱぱガーデンへ。

植物細密画というものを初めてみましたが、素晴らしいです! 来て良かった。根力が半端ないです。

お庭もゆっくり見て回ります。ここにも秘密の花園が!

真っ赤なりんごもなっています。
うちの庭も、四季折々の花が咲き乱れ、果物がなる、こんな庭にしたいです。

奥利根水源の森野営場(群馬県利根郡みなかみ町)

2023/8/4-6
ついに来ました、奥利根水源の森野営場

奥利根水源の森にある、今となっては珍しい予約不要で無料の町営キャンプ場です。電気も水道もなく、あるのはトイレのみ。しかもそのトイレもとっても清潔で気持ちが良いです。

今まで行ったキャンプ場の中では結構遠い部類に入ります。
道すがら、お猿さんのお出迎え。
ボス猿らしき一番立派な一頭が、どうやら蜂の巣を食べています。周りにはおこぼれを待っているかのような赤ちゃん連れのお母さん猿たちも。逃げませんね~。

野営場には水道がないので、手前の照葉峡の湧き水を汲んでいきます。

比較的新しいトイレ棟と駐車場。
空は青く、雲は白し。清々しいことこの上なし。みな思い思いにテントを張っています。

森に入ると利根川水源の小川が流れています。

あまり奥まで入ると荷物を運ぶのが大変なので、今日は入口付近のこちらで。
週末でも森の中にテントを張っている人はあまり多くありません。それでも駐車場周りに張っている人たちも含めて、一時のキャンプブームとは一線を画したリアルキャンパーが多いように思います。

到着が遅かったので、早速夕ご飯に。
きゅうりの豚バラ巻きやら、地元のスーパーで買った、いかのスタミナ焼き。

そして、相方大好きとうもろこしの筒焼き。地元のとうもろこしが良かったのか、筒の効果なのか、めちゃくちゃ甘くて味が濃いです。

照葉峡の湧き水で炊いたとうもろこしご飯。これまたシャキシャキ!

おはようございます。
昼間は日差しが強烈で暑かったのですが、夜は少し涼しく長袖1枚で調度良いくらいでした。

さて、今日は何をしましょうか。携帯の電波が入りません。調べることができないのですが、昨日道路の標識で、尾瀬40分と書いてあるのを見たので行ってみることに。

途中の峠で。
キャンプ場もそうなのですが、とにかく虫が多いです。あぶやら、蜂やら、ブヨやら。ものすごいスピードで突進してきます。観察していると、ハエのように手をこすり合わせ、その後、猫が両手で顔を洗うようなしぐさを繰り返しています。何してるんでしょうか?
って言うか、口ばし?! 見えますかね。物凄いのついてます。刺すんですか? 刺すっていうレベルの話じゃない気がしますが。怖すぎます。

紆余曲折。なんだかんだで尾瀬に着きました。車で「鳩待峠」の手前にたどり着いたのですが、なんとマイカー規制がされていて入れませんでした。やっぱり事前にちゃんと調べておかないとですね~。

交通整理していたおじさんに教えてもらい、「戸倉」という駐車場まで行き、シャトルバスに乗り換えます。多大なる時間ロス。大回りして結局鳩待峠から歩きだした時にはすでに12時半。帰りもバスに乗らなければいけないので、いつもの如く弾丸ツアー。

とは言え、腹が減っては戦はできぬ。ので、「花豆ソフト」(写真を撮っていたら秒で溶けそうなので食べちゃいましたが、白餡が入っているらしく、ちょっとザラっとした舌触り。美味!)を食べながら、いざ出陣!

林道を歩くこと50分。こちらは最初の休憩地、山ノ鼻にある「至仏山荘」です。少々お高めのおにぎり弁当もそこそこに、先を急ぎます。

ここからいよいよ、尾瀬ヶ原に入ります!

これこれ。尾瀬と言えばこういう木道のイメージですよね。

可憐なお花や、

流れる水草

これが、池塘(ちとう)ですかね?

小さな蓮の花みたいなのが咲いています。後で調べてみたら、どうやらヒツジグサと言うらしいです。可愛いですね~。

そしていよいよ「牛首分岐」に到着。
変わった名前ですね。ニッコウキスゲが見られるかと思って期待していたのですが、一向に見当たらず。この先にあるなら是非見たい。でも時間がない。しょうがないから、そっちから来た人と、あっちから来た人に、「ニッコウキスゲ咲いてましたか~?」って聞いてみたところ、即答で「咲いてません。」との事。じゃあ諦めます。貴重な情報をありがとうございます! これも後で調べたところ、季節は7月だったようです。残念。

さてさて、4時半のバスに乗らなければいけないので、速攻山ノ鼻へ戻ります。
と言っている間にも雲行きが怪しくなってきました。雷が鳴りだして、向こうの山の雲の下で、ものすごい音で雨が降っています。来ないで~。

と言っても無理でしたね。あっという間に追いつかれ、山ノ鼻に着く頃には土砂降りとなり、道が川になりました。

それでもバスに乗り遅れるとタクシーになってしまうので、合羽を買って歩き出します。
ん? なんじゃこりゃ。てかてかしてます。

雨に濡れた草木も瑞々しくて美しいです。

無事帰還。鳩待峠に着く頃には雨はほぼ止んでいました。山ノ鼻で売っていた、「水芭蕉ソフト」(ほんのりお酒風味の吟醸ソフト)を食べる時間がなかったので、鳩待峠に着いたら食べてやる!と楽しみにしていたのですが、なんと売っておらず。。。痛恨のミス。でも予定していた一本前の4時のバスに乗ることができました。

野営場に戻ってみると、こちらでは雨は全然降らなかったようです。
ってか、鹿! 前回に引き続き、鹿づいてますね。慣れているのか、全く逃げるそぶりもなく草を食べています。平和。

夕ご飯。餃子の皮でウインナーとチーズを巻いたもの & 地元トマトの卵とじ。

にんにくの丸ごと筒焼き。

ちょっと疲れましたかね~。今日はよく寝られそうです。

遊びに来た、くわがたさん。小さくてかわいい。

早朝の焚火と、おめざのキャラメルコーン。香ばしアーモンドキャラメル味。地元スーパーで売っていたので思わず買ってしまいました。照葉峡の湧き水で淹れたコーヒーに空と樹が映っています。

刺しま~す。炙りま~す。

いただきま~す。

菖蒲ヶ浜キャンプ村(栃木県日光市)

2023/7/14-16
少し遠いけど、ずっと行ってみたかった日光国立公園内にある菖蒲ヶ浜キャンプ村
車乗入れ不可のフリーサイトで、今となっては珍しい予約不要のキャンプ場です。

入口に何故か、秋篠宮の一句。

目の前は中禅寺湖。後ろには男体山。綿帽子被ってますね~。

金曜日なので、湖畔の特等席が取れました。なかなか風が強いです。
相方自作の風防も設置して落ち着いた所で、まずは乾杯!

ところで、ここは日光のいろは坂を上って華厳の滝を通り過ぎ、駅前のにぎやかな通りを通ってくるのですが、その道が知る人ぞ知る「羊羹街道」となっており、江戸時代から200年以上続く羊羹屋さんが軒を連ねています。昔ながらの製法で作られた「特製竹皮包煉羊羹」は帰ってからのお楽しみとして、唯一バラで買えた湯沢屋さんの水羊羹を頂きます。ありがたや、ありがたや。

湖では、サップやカヌーを楽しむ人々。 標高1,269m、日本一高い所にある湖ということで、木陰は爽やかで涼しいです。

さて、こちらは今回初登場の「投げ込み調理器」なるもので、お隣さんに頂いた自家製にんにくと、トウモロコシの蒸し焼き。味が凝縮されていて美味ですが、焦げないように注意です!

この後少し小雨が降って、私はテントに避難していたのですが、相方が「鹿!鹿!」とささやく声。
えっ?! と思って顔を出してみると、なんと、目の前の湖の中をバンビがパシャパシャ歩いています! そしてなぜかこんな幻想的な写真になりました~。

おはようございま~す。

一直線に整列してますね! みんな同じ向きを向いています。

さて、今日は何をしましょうか。
土曜日なので、朝からアーリーチェックイン狙いの人達が行列を作っています。戦場ヶ原に行ってみたかったのですが、一度駐車場を出ると遠くの第三駐車場にしか入れなくなるらしいので、とりあえず歩いて散策に出てみましょう。

少し歩くと、「龍頭の滝」の看板が。極近くで見られるので、なかなか迫力があります。

滝を見ながら、まずは茶屋で腹ごしらえを。

滝上に上がり、そのまま戦場ヶ原まで歩いて行けるらしいことが判明。
いざ出陣!

ラムサール条約湿地に登録されている、戦場ヶ原へ入ります。
小雨が降ったり止んだり。でもジリジリとした日照りの中を何時間も歩くのはきついので、むしろ暑くもなく寒くもなく、調度良い感じです。

花と虫を愛する相方のコレクションをしばしお楽しみ下さい。

そして、ここからは自称「倒木マニア」の私のコレクションです。

何に見えますか?  曼荼羅?  輪廻?

帰りは小田代ヶ原を通って帰ります。以前は湿原だったものが、今は乾燥が進んで草原になっているそうです。

最後の方は疲れてお腹が空いて、勝手に「ゆばソフト」の歌を歌いながら帰りました。
やっとありついた「ゆばソフト」。この上なく美味しかったです!

キャンプ場に戻ると、少し晴れてきて夕焼けも見られました。

相方が作ってくれた、じゃがいものガレット風。

スパイシーポーク。

3日目の朝です。今日は打って変わっての晴天。
最近我が家ではサマータイムを導入しており、かなり早起きでしたが、すでに日差しが痛いです。帰りの車の中で、外気温41度と表示されていました。夏!

せっかくなので「華厳の滝」を見て帰ります。虹が出てますね~。