オトナキャンプ!!

当たり前の毎日を抜け出して      森の中で過ごす特別な時間

雷鳥沢キャンプ場(富山県中新川郡立山町)

2018/9/13-16
行ってきました、立山
オートサイトを抜け出して、いざ、初めてのテン場へ!
憧れの雷鳥沢キャンプ場です!

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いつか紅葉の涸沢カールに行ってみたいと思っていたのですが、夜行バスの予約が取れず。みんな行動早いな。

そんな時、立山ならケーブルカーで登れるよ情報をキャッチ。トレッキングは大好きだけど、できれば山登りはしたくない我々には、うってつけです。これはもう行くしかないでしょう!

紅葉にはちょっと早いのですが、何といっても登山なんてしたことないんですから。いきなりテントしょって行こうってのが大胆ですね~。様子がわからないので、ピークの混雑を避け、とりあえず今回は練習と言うことで。

しかし仮にも山登り。靴とかリュックとか、今までのキャンプとは違うグッズが必要ですよね? どうしよう。。持ってない。
でも慌てて買って失敗するのも嫌だし。う~ん。あちこち見たり調べたり、忙しかった! まあ、それが楽しいんですけどね。子供のようにわくわくします。結局、リュックと靴は、やまどうぐレンタル屋で借りることにしました。

さてさて、前置きはこのくらいにして。
立山には、富山側から入るルートと、長野側から入るルートがあるようです。今回は、木曜日の夜行バスで出発し、富山側から入ります。富山駅、朝 4:40着。真っ暗です。富山地方鉄道立山へ。

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ここからが、立山ケーブルカー
平日なのに、かなりの人が集まっています。切符を買う時に乗る便を指定されるのですが、すし詰め状態!

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美女平から、立山高原バスで室堂へ。
心配していたお天気もなんとかもっているようです。

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途中の称名滝もきれいに見えました。

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室堂到着。2,450m。
まずは、腹ごしらえ。立山そばをいただきます。富山名物白エビのかき揚げ入りです。味はまあ、普通のおそばですね。

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9時。いよいよ歩き始めます。
キャンプ場までは下りで 45分らしいです。行きは、よいよい~♪
2人用のテントやら、重たいものは相方がしょってくれているので、私は 35L のリュックで。ほぼほぼ食料の気がします。。

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オコジョ、見たい! 雷鳥も見たい!

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薄曇りな感じですが、みくりが池に映る山がきれいです。まさに、鏡!

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地獄谷の硫黄が目に染みて痛いです! 血の池もありました。

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お~。キャンプ場、見えました!
室堂ターミナルの周辺は日帰りの観光客でごった返していましたが、ここまで来ると人は少ないです。

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管理小屋に到着。楽勝!

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早速、設営。中国製なんちゃってテント。
わかりませんからね。もう山登りはこりごりって言って、二度と使わないかもしれませんから、とりあえず安いので。

そういえば、懸念していた高山病。少々頭が痛いような気もしたので、悪化する前にイブデラックスを飲んでおきました。相方も、ペグを打ったり、設営時に動き回ってたら、クラクラするって言ってましたが、だんだん慣れたようです。

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どこまでできるのか、わからなくて。最悪、山小屋に泊まるとか、途中で引き返すとか。まあ、何とかなるだろうとは思ってましたが、設営が終わって、ほっ。

そして、初めての山ごはん。さすがにオートキャンプのようにはいきません。今回は、全てにおいて 1g でも軽いことが最優先。なんと言っても初めてなんで。食料はほぼフリーズドライです。甘くて温かいミルクティーが身に染みます。

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お腹もいっぱいになったし、重い荷物から解放されて、ちょっと散歩へ。
明日は雨が濃厚なので、今日のうちに登れるところへ登っておこう!

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と言っても、よくわからないので、とりあえず道のあるところを登ってみることに。適当なところで戻ればいいかなと。後で、山小屋でもらった地図で確認すると、たぶん、新乗越というところまで上がって、稜線にでました。奥大日岳の方面へ少し進んでみます。

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真っ赤な実のナナカマド。

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今回一番の青空。紅葉が少し始まっていて、きれいです。

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あそこに見えるは、ロッジ立山連峰雷鳥沢ヒュッテかな?

やった感満載。

我々、まだまだ体力余ってるみたいです。(ほんとか?)
とは言え、この日は夕方 6時くらいにころっと寝てしまい、ついに朝まで目を覚ましませんでした。家よりよく寝られたわ。標高が高い所に来ると、よく寝られるような気がするのは、気のせい?

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翌朝は雨です。
3連休の土曜日で、少しテントが増えました。外国人の方も多いです。

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雨がひどくなってきて、浸水しないように、水の流れ路を作ります。中国製のテント、意外に性能は良いようです。これから目指すブッシュクラフト系の野営でも使えそうですね。個人的には、ヒロシのソロキャンに憧れてます

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仕方がないので、テントの中でまったりとお茶。甘納豆の袋がパンパンです。

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みんな雨の中、出発していきます。
小ぶりになったところを見計らって、我々もせっかく買ったレインウェアを着込み、真砂岳の方へ行ってみました。何も見えません。しかも、色が気に入って買ってしまったバーサライト、まさかの浸水?! 

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温泉に入って、ビールを飲んで、からのインスタントラーメン。乾燥わかめとスライス餅入り。あ、お汁粉の写真撮るの忘れちゃいました!

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3日目の朝です。

昨晩、危うくキャンプ場で遭難しそうになりました。暗くなってからのトイレ。霧に包まれているというより、雲の中にいたと言った方が正確だと思います。極々々弱い霧雨。10歩先も見えません。灯りがついているはずの管理小屋も全然見えません。目印にしていた人のテント、そこまで来たら曲がろうって。全然見えなくて、川まで行っちゃって、焦りました。どこ~~

とにもかくにも朝です。出会った女の子は、初めてのソロテン泊で、あんまり怖かったので、今日は山小屋に泊まります。って言ってました。確かに一人だったら相当怖かったと思います。寝ちゃいましたけど。。

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しかも結構寒いです。山を歩くとすぐ暑くなるのですが、キャンプ場にいる時は、フリースやら、ダウンベストやら、持ってるものを全部着ました。冬シュラフ必須です。温かいシチューが嬉しい。

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さて、帰りますか。
万里の長城みたいに整備されてる道。重いのしょってくれて、ありがとう! あ、ちなみに、いらないでしょ~って思ってたストック。結構使えます。

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室堂のロッカーに荷物を入れて、雷鳥探しに、室堂山へ。
ん、これは雷鳥ではありません。でもスズメじゃないですよね? イワヒバリ? 今回唯一姿を見せてくれた鳥さんです。

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イワイチョウの紅葉。

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可憐な花々。

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室堂から直通バスで帰りましたが、そこでぐったり。渋滞でした。12:30に出て、新宿に着いたのが 21:00。人混みに酔います。大きな荷物を背負って、くーらクラ。。。

知らなかったんですけど、山頂付近までロープウェイで行って、山登りしなくても、稜線をトレッキングできるところは全国にたくさんあるらしいです。世界広がっちゃいましたね~。知らないことがいっぱいあるということは、人生この先も楽しいってことですね~。良かった!