オトナキャンプ!!

当たり前の毎日を抜け出して      森の中で過ごす特別な時間

駒ヶ根キャンプセンター(長野県駒ヶ根市)

2023/8/31-9/2
山登り、始動します! 
今回はキャンプというより、山登りのベースキャンプ、 駒ヶ根キャンプセンター

なんですけど、まずは道中立ち寄った「かんてんぱぱガーデン」のお話を。

広大な敷地に立派な木立。

可愛らしいお花が咲き乱れ、ところどころにブルーベリーや、かりん、いろいろな果物がなっています。

工場見学の後のお買い物。ついつい買い過ぎてしまいました。。
「新食感さくさく寒天スナック」とか、「寒天グラノーラバー」とか、「寒天&小豆ポリポリ」とか、「黒ゴマ水羊羹の素」とか。。。きりないです~。

日本初の寒天レストラン「さつき亭」はお休みだったので、「ひまわり亭」でランチ。「寒天麺」とあんみつを頂きます。「寒天麺は寒天100%ですか?」って聞いたら、「ほぼ100%ですけど、多少食感を調整しています。」とのこと。なるほど。体には良いんでしょうね。まあ、うどんの方が美味しいとは思いますけど。あんみつも極普通かな。

あんまりゆっくりもしていられないので、あたふたとキャンプ場へ。到着した時はすでに4時でした。川を挟んで目の前に、マルスウィスキーの工場があります。
山の緑が美しい。心が落ち着きます。こういう山が見えるところに住みたいです。

テントを張った後、今日は早めに寝て明日の登山に備えるため外食へ。
駒ヶ根名物「ソースかつ丼」。ソースかつ丼ですね~。

おはようございます。
キャンプ場から、菅の台バスセンターまで歩いて10分位。平日朝一7時15分のバスに乗ろうと思って行ったんですけど、なめてました。並んでます。ものすごく。

待っている間に、きのう仕入れた地元の和菓子屋さんのカステラ饅頭。

バスに揺られること30分+ロープウェイで、千畳敷駅に着きました。

お~。外に出た途端、思わず声がでます。

これは、牛がいてカウベルが聞こえてくれば、もうチロル!

人が歩いているのが小さく見えます。あそこを行くんですね!
頑張りましょう。いざ出発!

途中、真っ赤なナナカマドの実や、りんどうの花を愛でながら、

なんとかかんとか、魔の八丁坂を登り切り、

乗越浄土に出ました! お~。

あれに見えるは富士山か? 小さく顔を出しています。

まだ駒ヶ岳は見えません。中間地点の中岳に向かいます。

ひみつの花園発見!

無事に、中岳に到着。
今日は本当に良い登山日和です。標高が高くなるにつれ、風が強くなっていますが、暑くもなく寒くもなく、調度良い気候です。ただ日差しは強烈なので、サングラスは必須です。

さっきまでいた乗越浄土の宝剣山荘が小さく見えます。

そしてついに駒ヶ岳が姿を現しました! もうすぐです!
青い屋根の頂上山荘を目指して、ここはもう黙々と歩くしかありません。

着きました~!!

本当はここにテントを張ろうかと思っていたのですが、テントをしょって登るのはやっぱりきついかなと思い、麓のキャンプ場に前泊しました。

頂上山荘のカレーを半分こ。

そしていよいよ、駒ヶ岳山頂へ向かいます。

お疲れさまでした~。
みな、思い思いに山頂を楽しんでいますね。

雲が地平線のようになっています。

さて、どうしましょうか。
来た道とは違う、濃ヶ池の方を周って下山したいのですが、標識が出ていません。ちょっと前にそっち方面に急ぐ人が何人かいたので、一緒に行けば良かったのですが、出遅れました。今はそっちに行く人が誰もいないので少々不安です。とりあえず、少し行ってみて無理そうなら戻ろうということになりまして、

ブッシュをかき分けて進みます。

今までのような、道を識別するロープが張っていない所もあって、躊躇。
と、少し先に人影が見えました。あそこまで行って聞いてみましょう。そこにいたのは、いかにもベテランチックで真っ黒に日焼けした強者3人組。「あそこに見えるのが濃ヶ池ですよ。」って、谷底を覗きこんで教えてくれました。あー、底の方に水が溜まっていますね。今の時期は水が少ないそうです。我々が目指していた道もくっきりと見えます。今からだとロープウェイの駅につくのは4時位になるとのこと。底まで下りるということは、再び上らないと帰れないということで。。しかもものすごーく急に見えます。

しかしここからの眺めはまた素晴らしいですね。御嶽山

富士山。人が少ないので静かでさわやか、清々しいです。

落ちないでね~。

この景色を満喫したので、ここは潔く諦め、さっさと帰ってプランB:マルスウィスキー有料試飲プランに変更することに。戻ります!

あれに見えるは、千畳敷駅。

八丁坂の下りは、なかなか厳しいです。膝が痛くなってきました。。

なぜか相方には鳥も寄ってきます。

膝は痛いが、せっかくなので最後に、千畳敷カールの遊歩道を周って帰ります。

カールの底から見上げる山々は、正に圧巻。

剣ヶ池も干上がっていますね。

さて、無事下山してマルスウィスキーにたどり着きましたが、なんと4時まででした。残念。とはいえ、正直疲労こんぱいで、今からウィスキーを飲むって感じでは全然なかったです。下界はまだまだ日差しが強く、少々熱中症気味に。今回ばかりは、車に引きこもってエアコンを入れて休みました。

その後、とにかくお風呂に入ってリフレッシュしようということになり、近くの「早太郎温泉 こまくさの湯」へ。ふぅ~。
もうこのまま寝ちゃいたい感じですが、なんとかご飯。ロールキャベツです。

おはようございます。よく寝られました。元気です。

川の水がきれい。ひとりでパシャパシャ遊んでいたら、なんと相方が撤収を始めているではありませんか!? 遊んでから片付ける人と、片付けてから遊ぶ人。さあ、あなたはどっち?! 後から、先に片付ければ良かったと思う50うん才の夏。。。

撤収後、キャンプ場の周辺を散策。
そば畑が広がっています。満開のそばを見るのは初めてかも。ちょっと実がなりだしています。

そして、行きは時間がなくて私は見られなかったのですが、相方がぜひ見て欲しいという、長野県出身の植物細密画家、野村陽子さんの作品を見に、再びかんてんぱぱガーデンへ。

植物細密画というものを初めてみましたが、素晴らしいです! 来て良かった。根力が半端ないです。

お庭もゆっくり見て回ります。ここにも秘密の花園が!

真っ赤なりんごもなっています。
うちの庭も、四季折々の花が咲き乱れ、果物がなる、こんな庭にしたいです。